2008年1月5日土曜日

できないんだたらやるな!

3位浦和、全額支払われず・A3杯で賞金未払い問題 

昨年6月に中国で行われたサッカーの日中韓リーグ王者などによるA3チャンピオンズカップで、参加チームへの賞金未払いの問題が起きていることが5日、分かった。
 参加した4チームすべてが賞金の対象だが、昨年末の時点で3位の浦和には賞金全額が支払われていないという。ほかのクラブの状況は不明。
 Jリーグ関係者によれば、大会運営にかかわった韓国の広告代理店から中国サッカー協会に収益金が支払われていないため。 賞金額は優勝の上海申花(中国)が40万ドル(約4360万円)で、3位の浦和には15万ドル(約1635万円)が支払われることになっている。〔共同〕
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日本と中国と韓国の3カ国が集まって大会を開きました。
下請け(韓国)が金を払いませんでした。
だから胴元(中国)も配当しません。          三行にまとめるとこうですか?


 こんなんならやめたほうがいいよ。

これで、熱い友情とか、感動とかあるんだったらいいけど、このメンバーではないでしょ。
試合をすれば、国旗燃やされ、国歌斉唱にはブーイング、勝とうものならサポーターが暴徒に囲まれて、何にもいいことないじゃん。

結局、国際大会は、行政府と、運営と、サポーターと住民にある程度のコンセンサスがないとだめということ。

2002年の日韓ワールドカップでは、日本と韓国で大きく差が浮き彫りになったけど、やっぱりそれはホストカントリーとしての矜持があったかどうか、だったと思う。

たとえば、イビツァ・オシム監督がJEFや日本代表の監督を引き受けてくれたことの発端に東京オリンピックがあったことを聞いた時には、日本は本当に良いオリンピックを開催したのだなと思ったし、日韓W杯のデンマーク代表のオルセン監督やトマソンと合宿先の和歌山の人々の交流とかは、これからもずっと語り継がれていってほしいと思う。

 この種の祭典には誰にでも、主役になる権利がある。どのチームにも、どの選手にも、あるいはサポーターにも。そして、ホストカントリーは、その主役に的確にスポットライトを当て、一緒に喜べること。国籍も、宗教も、心情も、性別も、あらゆるくくりから離れて、きちんとヒーローを世界に発信できることが最低条件ではないだろうか。

 「国威発揚の場」という言い方があるが、この場合の国威とは、

「わが国の先進技術でこうやった」とか「わが国は優秀な選手をそろえて、自国開催でこんなに高い成績を残した」というわけではないです。こんなのはヒットラーのベルリン五輪で終わりですよ。
(分かってますか、北京の皆さんww)

「わが国は、国民のすべてが世界人類の発展と調和を目指しています。この大会がその平和と協調のためのマイルストーンとなることを願って、その精神を支柱に運営します」
こういう気持ちがあって、その上で、運営施設や、計画などの細かい詰めを、綿密に綿密にしっかりやって、足らない部分は譲り合いながら、協力しあいながら精一杯努めて、初めて「いい大会やったな」と思ってもらうるんじゃないですか。

書いてると、どんどんA3ではたどり着けない気がしてきた。

北京オリンピック、楽しみにしてますね。

東京オリンピックももう一度開催してほしいですね。
(大阪陸上みたいなヤツは2度とごめんです。)

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