古紙の不正申告は17社 業界ぐるみ偽装裏付け【iza】01/25 20:15更新http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/118161/TrackBack/
記事本文 製紙会社の業界団体である日本製紙連合会は25日、都内で古紙配合率に関する会員企業の実態調査結果を発表した。コピー用紙などを製造する24社中、17社から何らかの偽装が申告された。製紙業界内で古紙偽装が蔓延(まんえん)していたことが裏付けられた格好だ。 記者会見した製紙連の鈴木正一郎会長(王子製紙会長)は「違反の多さを残念に思う」と述べた。業界内での談合疑惑については、「(違反内容は)各社でかなり違う」と否定した。そのうえで、白色度など品質基準が高まる一方、高品質古紙の入手が困難になり、「技術の限界があった」との弁明を繰り返した。
調査は経済産業省の要請を受け実施し、加盟企業全38社から23日までに回答を得た。昨年10~12月の生産・出荷について質問しており、「再生紙はがき」で6社、「他者に誤解を与える製品」で13社、「グリーン購入法対象製品」で14社が不正があったと回答した(重複あり)。 一方、製紙連から調査報告を受けた経産省は、製紙連など関係4団体に対し、在庫製品の取り扱いについて商品表示を訂正、削除して消費者を誤認させないことなどを文書で要請した。文具メーカーなど一部の顧客からは、偽装が判明した再生紙製品を返却する動きもでてきている。 予想以上の不正に経産省は「古紙配合率の確認体制など、企業を疑ってかかる制度にする必要も含めて考えたい」(紙業生活文化用品課)と、規制強化に向け検討を始める意向だ。 製紙連はこの日、「古紙配合率問題検討委員会」(委員長、関口裕・王子製紙専務)の初会合を開き(1)再生紙の定義、表示のあり方(2)科学的な分析困難な配合率の担保方法(3)環境と古紙配合のわかりやすい説明(4)コンプライアンスの強化-について議論していくことを確認した。
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偽装を働いていた製紙メーカーが許されないのはいうまでもありません。また、大手を含む多くのメーカーが、「右にならえ」という感じで揃って偽装を働いていたことは言語道断です。
以前、「再生紙」は環境保全にならないという趣旨のエントリを書きましたが、こういうことをされると正しい議論もできなくなります。食品と違い、直接的な被害者がでるわけではありませんが、こうした体質を許さないために、行方を見守りたいと思います。
というのは大前提として、古紙については腑に落ちない点がたくさんあります。
昔は、新聞の回収車などが地域を廻って商売をしていました。古紙回収は利益になるということです。それが再生紙として循環していたのが、なぜか、その姿を見ることはなくなりました。昔よりも環境に配慮する機運が高まっているのになぜでしょう。
そして、こんなニュースもありました。
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ごみ持ち去り:古紙回収業者らに逆転有罪判決 東京高裁http://mainichi.jp/select/today/news/20071211k0000m040051000c.html
ごみ集積場から古新聞などを勝手に持ち去ったとして、東京都世田谷区の清掃・リサイクル条例違反に問われた古紙回収業者3人に対し東京高裁は10日、1審の無罪判決を破棄し、それぞれに罰金20万円を言い渡した。中川武隆裁判長は「持ち去り行為は横取りというべきもので、最終的に刑罰で禁止する必要性は十分認められる」と指摘した。
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古紙回収はやはり、採算の成り立つ事業なのです。きちんとしたサイクルができていたはずなのに、そこに行政が首をつっこんで、いつしか税金で回収するようになりました。
税金を投入しているにもかかわらず、古紙の値段は上がりつつけ、しかも、需要をみたせないほど枯渇するようになった。
どういうことなんでしょうか。
「環境にやさしい」という言葉で思考を停止させてはいけません。
人の善意につけこむような話がゴロゴロしています。
2008年1月31日木曜日
循環型社会をめざして
2008年1月2日水曜日
環境問題
南極での気球実験成功 温室効果の気体探る
1月2日午後7時41分
成層圏の気体を採取するため打ち上げられた気球。気体採取装置の回収にも成功した=07年12月30日(南極観測同行記者撮影)
【昭和基地12月30日南極観測同行記者】第49次南極地域観測隊(伊村智隊長)は30日、南極・昭和基地で成層圏の温室効果を生み出す気体を調べるため、気球実験を実施し、気体採取装置の回収に成功した。
地球温暖化の原因物質とされる二酸化炭素(CO2)の南極成層圏の経年変化を観測しているのは日本だけで、データの内容が注目される。
この日は上空15キロと25キロに、成層圏の大気を採取する重さ25キロの超小型採取装置を気球で打ち上げた。いずれも成功し、採取後に装置はパラシュートで氷上に降下。着氷後、南極観測船「しらせ」のヘリコプターで回収した。
日本は1998年から5年おきに南極成層圏での気球観測を実施。南極では地球の大気が平均的に観測できるため、地上でも測定しており、温室効果を生む気体の実態をより正確につかめるとしている。
【福井新聞オンラインより】
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環境問題について、日本がコツコツと積み重ねてきた営みには結構頭が下がります。
例えば、ハイブリットカー。絶対量を比べれば、自動車や発電所が使う化石燃料に比べたら微々たるものですね。抜本的な改善をしていかないことには、問題の解決にはつながりません。PETボトルなんかいくらリサイクルしたって意味がないですね。PETボトルはリサイクルして、新しくPETボトルになるわけではありません。では何になるかというと、一つはユニクロのフリースの衣服です。そして、多くは中国などに廻されて、ぬいぐるみの中綿などに使われています。本当に環境に配慮するなら、一時期出回ってすぐ無くなってしまったガラス製のリターナブル瓶などのほうが圧倒的に環境にやさしいのは間違いありません。
最近では、100%再生紙を生産するほうが、環境へのコストが高いとのことで、日本製紙では100%再生紙を廃止することにしたそうです。
さて、上のニュースですが、次のように書いてあります。
「成層圏の温室効果を生み出す気体を調べるため、気球実験を実施し、気体採取装置の回収に成功した。」
一見スルーしてしまいがちですが、「チームマイナス6%」でおなじみの通り、
「温室効果ガス」 = 「二酸化炭素」
なんじゃないの?
ということです。実はこの因果関係はまだ実証されているわけではないのです。
ICPP(AL Gooreとともに昨年のノーベル平和賞をとった団体です)でも、地球温暖化が二酸化炭素の増加によるものと結論付けているわけではありません。地球の温度と二酸化炭素の量に相関性が見られるというだけであって、「地球の温暖化がおきたため、海中に含まれる二酸化炭素が大気に流出した」と捕らえる学者もいるそうです。
一体何を根拠に、と思われると思いますので、参考文献を挙げておきます。
「環境問題はなぜウソがまかり通るのか」武田 邦彦著
「環境問題はなぜウソがまかり通るのか2」武田 邦彦著
中部大学で資源材料工学の教授をしている方です。
ただ、環境問題に対する常識とされていたものから、あまりにも荒唐無稽なトホホ本に並び称されることもあるようです。真偽のほどはわかりませんが、説得力はあります。
特に京都議定書の欺瞞(1990年を基準年として削減目標を決めたため、原発にシフトしていたフランス、北海油田の開発が進んだイギリス、環境汚染のひどかった東ドイツを統合したドイツは会議の時点で目標達成。アメリカは批准せず、日本は19%の削減を迫られる)というくだりには「環境問題はきれいごとではなく、国力の凌ぎ合いの場なのだ」ということをまざまざと見せ付けられます。
「恐怖の存在 上/下」Michael Crichton
上の本とはまったくアプローチが違っていて、環境団体がいかに利権と結びついているか、そのためにいかに環境問題を捻じ曲げて、世の中に流布しようとしているかという本です。ご存知の通り、"Jurassic Park"や"Rising Sun"などを描いているエンターテインメント作家なので、気軽に読むことができます。
さて、これらを踏まえて上のニュースですが、南極でコツコツと調べているのは日本だけなんですね。環境問題はまさに人類にとって未踏の分野。こういう問題にこそ、きちんとデータをとって、科学的に進めるべきことのはずなのに。
昨日、ザトウクジラ漁の1~2年の凍結が決定しました。調査捕鯨を継続し、データを取って科学的知見から「絶滅の恐れ無し」というのは明らかなのに。
感情に走っては問題解決にはつながりません。
上はオーストラリアのビール会社のCMです。この会社の最大のライバルメーカーは日本のキリンビールだそうです。「クジラを食べるのは野蛮」というメッセージとともに、日本人に対する人種差別を喚起するもののように思えてなりません。このビールを買うと売り上げの中から何%かがシーシェパードという団体に寄付されるそうです。
