2008年2月2日土曜日

戦争にならないように

天皇陛下ご訪韓を歓迎 韓国次期大統領
【産経ニュース】2008.2.2 11:43
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/080202/kor0802021144001-n1.htm

 韓国の李明博次期大統領は2日付の韓国紙東亜日報とのインタビューで、日韓関係について「歴史は専門家に任せ、未来志向で行かなければならない」と述べ、天皇陛下のご訪韓を「歓迎する」と表明した。

 同紙によると、李氏は日韓政治指導者の関係進展のため両国首脳が頻繁に往来し懸案を話し合う「シャトル外交」の重要性を指摘。福田康夫首相の「アジア外交重視」への期待を強調した上で「日本は経済大国にふさわしい成熟した外交ができる」とし「歴史問題は日本自身の判断に任せる」とも述べた。

 天皇ご訪韓問題では「制限があるとは思わない」とし、実現すれば「韓日関係が未来に向かう大きな契機になる」と語った。福田首相が25日の大統領就任式に出席するとの見通しを示し「答礼」のため早期に訪日する考えを表明した。

 北朝鮮の金正日総書記との南北首脳会談については、核問題解決と北朝鮮の開放に成果があるなら「1回だけでなく何度でも会う」とする一方で「政治的目的で形式的に会うことはしない」と言明した。

 北朝鮮との経済協力に関し、既存の金剛山観光事業と開城工業団地は継続するが、昨年10月の南北首脳会談で合意された新規事業は(1)優先して行う(2)将来行う(3)実行が無理-の3事業に区分して対応する考えを表明。日本人拉致問題については「6カ国協議が進展すれば一緒に解決できるだろうと思う」と述べた。(共同)

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 政権発足後は、かならず未来志向でスタートする韓国の大統領ですが、どのくらいのスピードで過去を振り返り始めるかが楽しみです。マスコミ由来なのか、プロ市民の運動なのか、民意なのかはわかりませんが、李明博大統領は早くも釘を刺されています。

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 その李大統領、しきりに日本との強調を訴えています。シャトル外交だの、天皇訪韓だのと並んでいますが、その真意は「南北朝鮮統一のために日本は400億ドル供出します」という、何を根拠にしているのかわからない公約のためでしょう。

 北朝鮮が400億ドル(4兆円)で無くなってくれるのなら、別に出せない金額ではありません。例えば、首都高新宿線の工事費が1兆円ですから、渋滞解消をちょっと先送りにすれば良い訳です。

 しかし、南北統一を果たした朝鮮が、韓国主導ではなく、統一北朝鮮のような体制になることは十分考えられますので、あまりあせって結論を出す必要はないでしょう。金正日が亡くなってから考えればいいのかなくらいに思います。

 さて、気になったのが、

 天皇ご訪韓問題では「制限があるとは思わない」

というところです。「天皇ご訪韓問題」って何ですか。ググって見ても2件しかヒットしないのですが。(「天皇訪韓問題」でも127件)

 天皇陛下が訪韓するなんていう話は聞いたこともなければ、それが問題になることもありません。

 100歩譲って、「友好関係にある近隣諸国には天皇陛下が訪れて友好をさらに深めるべき」と考えたとしても、「制限があるとは思わない」ってなんですか。

 なんでわざわざ制限されるかもしれないようなところにいかなきゃならないんですか。

 「失礼にもほどがある!」と思ってしまいました。

 毎週日本の国旗を燃やすために集まる人々がいるような国には、行く必要もなければ、行くべきでもありません。李明博が「歓迎する」と言っても、それが韓国国内の政治に利用されるのは、火を見るより明らかです。

 伊藤博文が暗殺され、日韓併合が加速されました。天皇陛下が暗殺されるようなことになれば、日本は韓国と戦争するべきだと思います。なにせ、伊藤博文暗殺の犯人である安重根を英雄視するような国ですから。

 日韓で戦争をするのは望みません。

 だから、天皇陛下のご訪韓は絶対するべきではないと思います


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