2008年3月1日土曜日

受け入れて

一青 窈 「受け入れて」
http://www.youtube.com/watch?v=K4kTWTTjvYo



ちょっと良いPVだったのでアップしました。やさしい歌声と歌詞とは真逆の、残酷で、それでいて救いがないでもないような、凝った作りの物語が楽曲を引き立てます。

ついでに、好きなPVをまとめておきます。


Mr. Children くるみ



「くるみ」は見るたびに胸が熱くなります。厳しい現実にどう対峙するかが、楽曲の一つのテーマでもあるのですが、強いメッセージが軽快なメロディに流されがちになってしまいます。ただ、このPVが相乗効果となって、メッセージを印象付けるとともに、希望や輝きを帯びたエンディングにしてくれます。


宇多田ヒカル Can you keep a secret



最後の一捻りが最高です。ロボットは人間に似せて作るわけですが、そのロボットをより人間に近づけていくには、人間の営みをさらにシビアに検証していかなくてはなりません。つきつめていくと、良い人間とは何か、感情とは何か、様々な問題に行き着きます。浦澤直樹の「Pluto」がどんどんその辺の問題定義を行っているので、毎回楽しみにしているのですが、このPVもそういう人間の心の問題の片鱗をうかがわせます。


L'arc-en-ciel Stay Away



これは、別に何がどう、というわけではないです。ただ、ラストのCGのダンスが印象的です。ごめんなさい。


平井堅 瞳を閉じて



言わずと知れた「世界の中心で愛を叫ぶ」の挿入歌です。そういう残酷なまでに儚く、美しい世界観が映画とシンクロしてよかったのですが、PVもそれを匂わせながら、きれいな仕上がりになっています。


Linkin Park  Numb



"Numb"とは「かじかんだ」とか「感覚の無い」とか、そういう意味で、"I become so numb."と繰り返し歌っているわけですが、その孤独感、疎外感がよく表現されています。そういう中での焦燥感が募る主人公の救いの先は・・・とわかったようなわからなかったような感じなのですが、言葉にできないけど、このPVが答えだ、みたいで、何か納得させられてしまいます。




track feed